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Posted by たまりば運営事務局 at 

2010年11月24日

デザイン思考





iSB公共未来塾で講義を受けています。
“新しい公共”の時代。
市民が自分たちのまちを設計していく力をつけるのだ、
ということを学んでいます。
たしかに、「行政はやってくれない」と嘆いていてもはじまらない気がします。
必要だと思えることがあったら、自分でできることからやってみようと思います。

この写真の講義は、「デザイン思考」。
KJ法を使った演習。
「子育て」をテーマに活動している人、起業を学ぼうという人が集まったグループワークです。

それまでのインターン活動のなかで実際に起こったことを観察しておくことがその日までの宿題。
ひとつひとつを思いだして、淡々と「FACT」として書きだします。
そのとき注意したいのが、「FINDINGS」との区別。
たとえば、人がとった行動や口にしたことは「FACT」。
それに対して、相手はこう考えていたのではないか、とかこんな背景があるのではないかなど自分が考えたことが「FINDINGS」。
この区別は意外にむずかしい。
思いこみに気づくこともあります。


この演習の前段階で行われた「スパゲティタワー」の演習も面白かった。
何本かのスパゲティ、紐、セロテープとマシュマロがひとつ用意されています。
4人ずつのグループにわかれ、てっぺんにマシュマロがのっかったタワーを作り、その高さを競うゲームをします。
ひとつのグループが作っている最中には、もうひとつのグループはひたすら観察します。
起こった事実を記録しつづけます。

私のいたグループは、観察してから、タワーを作ったので、
それぞれの頭に設計のイメージできていました。

まずは設計案を出し合ってから、作業をスタートしました。
ところが見るとやるとでは大違い。
マシュマロくんは意外に重い!
細いスパゲティの先にさしたら、ぜんぜん安定しないのです。
制限時間が迫って、大慌てでした。

講評で指摘されたこと。
頭で考え、設計から考える人が多いが、
実は、まず「やってみる」ことで、次にとるべき方法がみえることがある。
でした。

う~む。なるほど。


講義会場近くのイチョウが、きれいに色づいていました。















  


  • Posted by sazae at 10:00 | Comments(2)